おお主よ、わが神よ、苦悩の中の安息所にまします君よ。災いの時の盾におわし、隠れ家にまします御方よ。窮乏のときの避難所におわし、逃げ場にましまし、寂しさの中の伴侶にまします御方よ。苦難の中の慰めにおわし、孤独の時の優しい友にまします君よ。悲しみの心痛をぬぐい給い、罪を許し給う御方よ。
私はすべてを捧げてあなたを仰ぎ、全身全霊をこめてあなたに嘆願いたします。あなたのこの聖なる和合の時代において、御心に逆らうすべてのものから私を守り給え。
主よ、弱き者を憐れみ、病める者を治癒し、焼ける渇きをいやし給え。
あなたの愛の火がともされたこの胸を喜びに満たし、あなたの神聖なる愛と聖霊の炎でこの火を赤々と燃え立たせ給え。
聖なる大調和の聖堂を聖き衣で装わせ、私の頭上にご寵愛の冠を授け給え。あなたの御恵みの星の光で私の面を照らし、あなたの聖き敷居に仕えることができますよう、恩寵深く私を援助し給え。
あなたが創り給いましたものへの愛で私の心を満たし、私をあなたのご慈悲の御しるしとなし、恩恵の証となし給え。そして、私をあなたの愛し給う人々の間に和合をもたらす者となし、あなたに献身しまつり、あなたを称え、自我を忘れ、ただあなたにかかわることのみを常に念頭に置く者となし給え。
神よ、御許しと御恵みの優しい微風を惜しみ給わず、ご援助と恩恵の泉を私から取り上げ給わぬよう願いまつる。
あなたのご庇護の翼のもとに私をかくまい給え。すべてを守り給うあなたの御まなざしを私に向け給え。
人々の間で、あなたの御名を称えることができますよう私の舌を解き給え。そして私の声が多くの大集会において高らかに響きわたり、私の唇からあなたを賛美する言葉が湧き出るようなし給え。
まことにあなたは恩寵深く、栄光に満ち給い、みいず高く、全能なる御方におわします。